独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車が16日発表した2013年4月の世界販売は7万7,600台となり、前年同月に比べ4.6%減少した。「オクタビア」が新モデルの発売を控えているため、同社では上半期は前年実績を下回る販売にとどまると予想している。欧州諸国の自動車市場の低迷も影響した。1~4月の累計販売台数は前年同期比8%減の29万8,000台にとどまっている。
\4月の販売を地域・国別に見ると、西欧は1.4%減の2万9,900台。東欧は14.3%減の1万500台と振るわなかった。ロシアも14.9%減の7,500台にとどまった。ロシアは1~4月の累計が6.7%減の2万6,100台だが、同社にとって中国、ドイツに次いで3番目に大きい市場となっている。
\中欧における4月の販売は6.8%減の1万800台で、市場シェアで約20%を確保している。母国チェコでは6.0%減の5,100台で、市場シェアは34.1%だった。
\中国は0.1%増の2万400台とほぼ前年並みを維持。1~4月は1.9%減の7万8,100台だった。
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