独自動車部品大手コンティネンタルは14日、仏PSAプジョー・シトロエンと中国の東風汽車の合弁会社である神龍汽車(DPCA)から、新開発した車載マルチメディアシステム「MRN」を供給する契約を獲得したと発表した。同システムはまずDPCAのモデル「C4 L」に搭載され、順次他のモデルにも導入される予定という。
\MRNは中国自動車メーカー向けに開発されたスケーラブルなナビゲーション・ソリューション。マイクロソフトの車載機器用オペレーシングシステム(OS)「Windows Embedded Automotive」を採用しており、メーカーやモデルのニーズに合わせ柔軟にカスタマイズできる。システム開発の大半をコンティネンタルの上海とシンガポールの開発拠点が担当し、今年3月に市場投入された。
\MRNの大きな特徴は中国語の手書き文字認識機能だ。漢字とピン音表記(ラテン文字表記)の両方で入力できる。
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