デュッセルドルフ空港は6月23日、駐車場内の自動車を搬送するロボット「Ray」を初披露した。「Ray」はフォークリフトのフォーク部分に構造物と車輪が付いたようなデザインで、クルマを駐車場入り口から空いている駐車スペースに自動で搬送する。ロボットによる自動駐車システムは世界で初めてという。
Rayの導入によって、ドライバーは空きスペースを探して駐車場内を走り回る必要がなくなり時間の節約になるうえ、ロボットが自動車を駐車スペースの真中に停車させるため、駐車場のスペースを有効活用できるメリットがある。メディア報道によると、ドライバーが自分で駐車する従来式に比べ収容台数は1.4倍に増える。
Rayはセルバ・トランスポート・システム(バイエルン州グラーベンシュテット)が開発した。実際に稼働する様子は、http://www.youtube.com/watch?v=nuVuEz0S16cで閲覧できる。