日産自動車は6月26日、英サンダーランド工場に2,000万ポンドを投資するとともに、生産ラインの保守業務のため50人を追加雇用すると発表した。小型クロスオーバー「ジューク」改良新型の生産を開始に伴い、生産体制を強化する。
日産英国製造のフィッツパトリック副社長は、「大幅に改良されたジュークは、日産では決して立ち止まらないということを示すもう一つの例であり、私たちはさらに成果を積み重ね、プラントを効率的に運営するため、経験豊かな保守のプロフェッショナルを必要としている」と語った。
ジュークは2010年の生産開始以来、これまでに54万台が生産されている。改良新型は今年3月にジュネーブモーターショーで初公開された。フィッツパトリック副社長は、「改良新型ジュークの発売は、クロスオーバー車市場での日産の地位を一段と強固にする。新型「キャシュカイ」とともに、クロスオーバー車は、いまやサンダーランド工場のDNAとなった」と述べた。