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2014/6/13

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自、9カ月連続で販売増加

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、5月の世界販売が9万1,200台となり、前年同月に比べ15.2%増加したと発表した。販売増加は9カ月連続。また、5月の販売では同社の過去最高 […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、5月の世界販売が9万1,200台となり、前年同月に比べ15.2%増加したと発表した。販売増加は9カ月連続。また、5月の販売では同社の過去最高を記録した。新型「オクタビア」の販売が好調な西欧・中欧がけん引役となっており、5月は両市場で伸び率が25%を超えた。

西欧ではドイツや英国、フランス、スペインのほか、スイス、ベルギー、オランダなどでも大幅な2ケタ増の販売を確保。西欧全体では25.2%増の3万7,900台を販売した。

東欧は前年同月(1万900台)をやや下回る1万400台にとどまった。うちロシアは7,600台を占めた(2013年5月:7,600台)。ルーマニア(700台、38.8%増)やセルビア(500台、62.3%増)、バルト諸国(500台、35.1%増)では販売が好調で大幅な2ケタ増となった。

中欧は25.3%増の1万3,200台。母国チェコは13.3%増の5,800台を販売した。このほか、ポーランドが30.6%増の4,000台であったほか、ハンガリー(800台、41.9%増)、スロベニア(500台、50.5%増)などで販売が伸びた。

シュコダにとって最大市場の中国では10.8%増の2万3,200台を販売。同国では近く、新型「オクタビア」の販売を開始する予定。インドは900台と前年同月(1,800台)に比べ半減している。

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