ロシア自動車製造最大手のアフトワズは6日、トリヤッチ工場の人員削減を強化する方針を明らかにした。年初に7,500人を削減する計画を発表していたが、これを大幅に上回る約1万3,000人の規模に拡大する方針という。これにより同工場の従業員数は今年末時点で約5万3,000人となる見通し。
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が発表した同国の2014年1~5月の新車販売(乗用車・小型商用車)は前年同期比6%減の103万533台に縮小している。アフトワズのラーダブランドは首位を堅持しなからも、1~5月の販売が前年同期比14%減の16万2,694台と、市場全体の減少幅に比べ大幅に落ち込んでいる。