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2014/8/22

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車市場低迷、7月は22.9%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年7月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は前年同月比22.9%減の18万767台と大幅に落ち込んだ。1~7月の累計でも前年同期比9.9%減の141万606台に低迷 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年7月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は前年同月比22.9%減の18万767台と大幅に落ち込んだ。1~7月の累計でも前年同期比9.9%減の141万606台に低迷している。

AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「7月に入り自動車市場の萎縮傾向は強まっている。全体的な傾向は悲観的で、すぐに根本的な改善は望めそうにない」とコメント。また、「8月末に開幕するモスクワモーターショーが通常は需要の高い秋シーズンの車販売を刺激する効果がある」としながらも、今年は例年通りに推移するかわからないとし、悲観的な見解を示している。

7月のメーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比25%減の2万8,014台と低迷。2位のルノーは16%減の1万5,219台、3位の起亜も11%減の1万5,303台だった。上位20社では、シュコダ(7,064台、4%増)、メルセデス・ベンツ(4,323台、13%増)、マツダ(3,743台、13%増)が前年実績を上回った。

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