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2014/9/5

総合 – 自動車産業ニュース

ドイツ乗用車新車登録、8月は0.4%減

この記事の要約

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2 日発表した2014年8月の同国の乗用車新車登録は21万3,092台となり、前年同月に比べ0.4%減少した。1~8月の累計は前年同期比2.6%増の202万1,609台と全体的に回復の傾向にあ […]

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2 日発表した2014年8月の同国の乗用車新車登録は21万3,092台となり、前年同月に比べ0.4%減少した。1~8月の累計は前年同期比2.6%増の202万1,609台と全体的に回復の傾向にある。

8月の顧客別の登録台数は、個人向けが2.0%減少した一方、法人向けが0.5%増加した。燃料別のシェアは、ガソリンが52.0%、ディーゼルは46.1%。代替燃料車では、電気自動車が18.4%増の515台、ハイブリッド車も8.1%増の2,389台に伸びた。

8月のブランド別の登録台数では、最大手のフォルクスワーゲン(VW)が15.5%増の4万6,095台に伸びたほか、ポルシェ(37.3%増)、オペル(8.4%増)、フォード(7.9%増)も好調だった。これに対し、アウディ(18.7%減)、メルセデス(14.6%減)、MINI(10.2%減)は2ケタ減となった。

輸入車ブランドでは、シュコダが12.2%増の1万2,115台と好調。フランス勢は、ルノー(11.5%減)、プジョー(11.6%減)がともに2ケタ減だった。日本勢は、三菱自(48.3%増)とマツダ(17.2%増)が2ケタ増となったほか、スバル(4.3%増)も前年実績を上回った。これに対し、レクサス(42.7%減)は大幅な2ケタ減。トヨタ(7.9%減)、日産(7.5%減)、スズキ(3.0%減)、ホンダ(1.5%減)も前年同月を下回った。

■ 生産・輸出は30%減、工場の夏休みが影響

ドイツ自動車工業会(VDA)によると、8月の国内生産は前年同月比30%減の27万5,100台に減少した。輸出も30%減の21万3,900台と低調だった。自動車メーカーの工場夏休みが昨年は7月に多かったのに対し、今年は8月に集中したことが背景にある。1~8月の累計は、国内生産が前年同期比4%増の372万1,000台、輸出も4%増の285万3,100台と好調に推移している。

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