2014/10/17

一般・技術・その他 (旧)

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一 […]

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一環と説明している。

立ち入り調査は欧州の2カ国で、バイオエタノールの生産、販売、取り引きを手がける企業を対象に実施された。企業の具体名は公表していない。

欧州委は昨年5月、石油会社が原油、精油、バイオ燃料の取引価格について、談合して虚偽の報告を資源情報配信大手の米プラッツ社に行い、価格を操作している疑いがあるとして、立ち入り調査を実施した。これまでに英BP、英・オランダ資本のロイヤル・ダッチ・シェル、ノルウェーのスタトイルが調査を受けたことを確認している。

今回の調査は同問題の延長線上にあるもの。欧州委は関係各社が談合し、バイオエタノールの基準価格を定める当局に偽った情報を送り、基準価格を引き上げている疑いがあるとしている。