仏ガラス大手サンゴバンは10月29日、インドネシアに同社初となる石膏ボード工場をジャカルタ近郊に開設したと発表した。新工場の生産能力は年3,000万平方メートルで、インドネシアで拡大する石膏ボード需要に対応することが可能になる。同社では、マレーシア、タイ、ベトナムに続いてインドネシアにも生産拠点を持つことで、東南アジアの石膏ボード市場におけるプレゼンスを強化することができるとしている。
サンゴバンはインドネシアに研磨材、モルタル、高性能プラスチックの生産拠点を持つ。同社は急速な成長を遂げるインドネシアへの投資を強化しており、9月にはセントラル硝子と合弁で自動車用ガラスの製造販売会社をジャカルタ東部に設立する計画を発表した。