国際輸送大手DHLの陸上輸送部門であるDHLフライトは、スウェーデンとチェコ、オーストリアを結ぶ輸送ルートでサービスを強化すると発表した。スウェーデンと中欧諸国の間の貨物輸送でリードタイムが大幅に短縮されるとしている。
スウェーデン南部ヘルシンボリにあるDHLフライトのハブ拠点を出発した貨物は翌日にはチェコのブルノに到着し、その数時間後にはオーストリアのウィーンに輸送される。これにより、スウェーデンと中欧諸国のエンドツーエンドのリードタイムは従来の最長5日から3日に短縮されるという。
DHLフライトのディアロ最高経営責任者(CEO)は、より迅速な配送を求める顧客の要求に応えるために輸送ルートを見直したと説明。「非常に信頼の置ける改善されたドアツードアのリードタイムは、顧客が生産サイクルを向上し、内部在庫と固定費の削減することを可能にする」と述べている。