独自動車部品大手ボッシュがこのほどまとめた世界の主要自動車市場の新車の燃料別市場シェア統計によると、ディーゼル車の需要が高いのは欧州連合(EU)とインドで、それぞれ約50%のシェアを占めている。
中国ではガソリン車のシェアが極めて高く、ほぼ100%の割合を占める。ガソリン車は日本と米国でも約75%と高いシェアとなっている。
日本ではハイブリッド車の市場シェアが他国に比べて高く、20%近くに達している。一方、米国ではフレックスフューエル車が約20%のシェアを持つ。
フレックスフューエル車の市場シェアが最も高いのはブラジルで、約75%を占めている。
また、韓国では天然ガス車が11%を占め、他国に比べシェアが高い。
ボッシュはディーゼル車の需要が今後伸びる市場として、米国と韓国を挙げている。米国では市場シェアが現在の3%から、2018年には最大10%に拡大する可能性があると予想。韓国でもディーゼル車の需要は拡大する傾向にあるとしている。