ボルボ・カーズは、新しいコンパクトSUVを計画している。サムエルソン最高経営責任者(CEO)が、英自動車雑誌『オートカー』の取材に対し明らかにした。
この新型コンパクトSUVは「XC40」と名付けられると見られ、ボルボが親会社である中国の浙江吉利控股集団と共同開発している新型プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」をベースとする予定だ。サムエルソンCEOは、「ダウンサイズ化の流れが鮮明になる中、我々はサイズはコンパクトながらプレミアムなSUVを顧客に提供する」と語った。
ボルボ・カーズは今後、モデルレンジを多様化することよりも、コアモデルのラインナップ充実に注力する方針で、2020年までに、「40」、「60」、「90」の3レンジそれぞれにサルーン、エステートおよびSUVのバリエーションを揃えるラインナップを構築することを目指すとしている。