独自動車部品メーカーのプレーは11月20日、メキシコのモンテレイで拡張工事を終えたカロス工場の開所式を行った。拡張により、総面積は5,000平方メートル増えて計1万3,300平方メートルとなった。カロス工場は2011年8月に、8,300平方メートルの面積で開設した。モンテレイにある姉妹工場であるアヴァンテ工場(7,500平方メートル)と合わせると、モンテレイにある工場の総面積は2万800平方メートルとなる。
モンテレイの工場では主に北米市場向けに乗用車用のヒューマンマシーンインターフェース(HMI)システム(操作パネル)を生産している。顧客には自動車大手のフォード、ゼネラルモーターズ(GM)、BMW、フォルクスワーゲン(VW)が名を連ねる。アヴァンテ工場で樹脂の射出成形と表面加工を行い、カロス工場で表面実装部品の取り付けおよび最終組み立て、検査を行っている。
モンテレイにある工場の従業員数は2005年に生産を開始した当初の30人から、現在は670人に増えている。売上高は1億4,000万米ドルに達している。プレーはメキシコ工場で空調機器用の操作パネルなどを生産している。