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2014/11/28

企業情報 - 部品メーカー

伊ピレリ、エジプト工場の事業拡大に向けフィージビリティー調査

この記事の要約

伊タイヤ大手のピレリは11月25日、エジプト政府と同国のアレクサンドリアにあるタイヤ工場(アレクサンドリア・タイヤ)の事業拡大可能性を調査する覚書(MOU)を締結した。アレクサンドリア・タイヤにはピレリが90%以上を出資 […]

伊タイヤ大手のピレリは11月25日、エジプト政府と同国のアレクサンドリアにあるタイヤ工場(アレクサンドリア・タイヤ)の事業拡大可能性を調査する覚書(MOU)を締結した。アレクサンドリア・タイヤにはピレリが90%以上を出資しており、トラック用のラジアルタイヤを生産している。

MOUには、事業拡大の条件が整えば、アレクサンドリア・タイヤの生産能力拡大や新技術の導入などに3年間で約1億700万ドル(約8,500万ユーロ)を投資することが盛り込まれている。これによりアレクサンドリア・タイヤでは最大250人分の直接雇用を新たに創出できると見込んでいる。また、トラック用ラジアルタイヤの生産規模は年約30万本に拡大する予定という。

ピレリは1999年にアレクサンドリア・タイヤの大株主になって以来、約2億ユーロをエジプトに投資してきた。従業員数は現在、1,200人を超えており、トラック用ラジアルタイヤを年約85万本生産している。

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