スイスの自動車部品大手オートニウムは15日、2014年の売上高が19億5,470万スイスフランとなり、前年から4.8%減少したと発表した。イタリア子会社の売却や為替の変動が響いた。
売上高を地域別で見ると、欧州が前年比10.4%減の8億770万フラン、北米が1.1%減の8億8,270万フラン、アジアが13.2%増の1億4,530万フラン、南米・中東・アフリカ・ロシアが10.5%減の1億2,390万フランだった。
スイスのヴィンタートゥールに本社を構えるオートニウムは防音効果のある内装用のトリムや床材、エンジンルーム用の断熱材などを生産している。従業員数は約9,600人で、世界20カ国以上に約45の拠点を持つ。