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2015/1/30

企業情報 - 自動車メーカー

BMWとVW、米国でEV充電スタンドを共同整備

この記事の要約

BMWとフォルクスワーゲン(VW)は1月22日、米国で電気自動車(EV)用急速充電スタンドを共同で設置すると発表した。米国ではこれまでに28万台を超えるEVが販売されており、充電スタンド網の拡充を望む声が多いことから、米 […]

BMWとフォルクスワーゲン(VW)は1月22日、米国で電気自動車(EV)用急速充電スタンドを共同で設置すると発表した。米国ではこれまでに28万台を超えるEVが販売されており、充電スタンド網の拡充を望む声が多いことから、米充電スタンド運営大手のチャージポイントと提携し、インフラ整備に乗り出す。

ボストンから首都ワシントンまでのインターステート(州間高速道路)95号線と、オレゴン州ポートランド、カリフォルニア州サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴを結ぶ幹線道路に沿って急速充電スタンドを100カ所設置する。設置する充電器は出力50キロワット(kW)あるいは24kWの直流急速充電器で、BMW「i3」、VW「eゴルフ」のほか、他社のEVの充電も可能。50kWの充電器の場合、バッテリーの80%を20分で、24kWの場合は30分でそれぞれ充電できるという。これらの急速充電スタンドはチャージポイントのスタンド網の一部となり、チャージポイントが発行するカードやモバイルアプリで簡単に利用することができる。チャージポイントは北米で2万カ所以上の充電スタンドのネットワークを運営している。

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