独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は1 月30日、1905年に自動車生産を開始して以来の累計生産が1,700万台に達した。このうち、VWが資本参加した1991年以降に1,200万台以上を生産した。2014年は販売および生産台数が初めて100万台を超えた。同社はモデル攻勢による販売拡大戦略を継続し、出荷台数で数年以内に年150万台を達成する目標を掲げている。
シュコダは現在、世界の13工場で、7モデルシリーズ、40機種を生産している。2014年通期販売は前年比12.7%増の103万7,200台だった。このうちシュコダにとって最大市場の中国が全体の27%を占めた。
シュコダは現在、チェコ、中国、ロシア、インド、スロバキア、カザフスタン、ウクライナに13工場を持っている。1,700万台目は本社のあるムラダー・ボレスラフ工場で生産した「ラピッド・スペースバック」となり、ドイツの顧客に納車することになっているという。