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2015/2/6

企業情報 - 自動車メーカー

露GAZ、ロストフ・ナ・ドヌ市に低床式バス50台納車

この記事の要約

ロシア商用車最大手のGAZは1月27日、ロシア南西部のロストフ・ナ・ドヌ市に低床式の大型バス50台を納車したと発表した。ロストフ・ナ・ドヌ市は2018年にロシアで開催されるサッカーワールドカップに向けて、旧式バスの刷新を […]

ロシア商用車最大手のGAZは1月27日、ロシア南西部のロストフ・ナ・ドヌ市に低床式の大型バス50台を納車したと発表した。ロストフ・ナ・ドヌ市は2018年にロシアで開催されるサッカーワールドカップに向けて、旧式バスの刷新を進めている。今回納車したバスは早ければ2月にも同市の路線バスとして運行を開始する予定。

ワールドカップの主催者である国際サッカー連盟(FIFA)は試合の開催地に対し、運動機能障害者用設備を装備した定員85人以上の低床式バスを運行することを義務付けているという。今回納車したバスは定員114人(座席28)の「LIAZ‐529260」で、欧州の排ガス基準「ユーロ4」をクリアしたYAMZエンジンや独自動車部品大手ZFの自動変速機および車軸を搭載している。

GAZは2014年にロシアのソチで開催された冬季オリンピックおよびパラリンピックに「LIAZ-5292」シリーズのバス(「LIAZ‐529230」)を供給した実績がある。

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