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2015/2/6

企業情報 - 部品メーカー

京セラ、トルコに機械工具の合弁販売会社を設立へ

この記事の要約

京セラ(京都府京都市)は1月26日、トルコに機械工具を販売する合弁会社を設立すると発表した。出資比率は機械工具の製造・販売を事業とするグループ会社の京セラユニメルコが70%、トルコの販売代理店ビルギノーグル・インダストリ […]

京セラ(京都府京都市)は1月26日、トルコに機械工具を販売する合弁会社を設立すると発表した。出資比率は機械工具の製造・販売を事業とするグループ会社の京セラユニメルコが70%、トルコの販売代理店ビルギノーグル・インダストリアル・マテリアルズ・インダストリー・アンド・トレード(BIM)が30%となる。社名は京セラビルギノーグル精工で、2月に合弁会社を設立し、4月から営業を開始する予定。

トルコは今後の経済成長が見込まれているほか、大手自動車メーカーが生産進出し、輸出も積極的に行っていることから、切削工具の需要が今後拡大すると判断した。京セラは1992年からBIMを通してトルコで切削工具を販売しており、2014年7月にはイスタンブールに京セラユニメルコの事務所を開設した。合弁会社の設立により、今後の事業拡大を加速する。

合弁会社では、切削工具、ファスニング工具などの販売および顧客サポートを行う。汎用の切削工具に加え、特注工具も販売する計画。また、物流センターや技術サポートを行うテクニカルセンターの開設も視野に入れている。

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