独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディはこのほど、本社のあるインゴルシュタットに建設した照明技術の試験センターを開設した。地下に走行可能な長さ120メートルのトンネルがあり、様々な照明技術やシステムを試験できる。
アウディは新しい試験施設でLEDやレーザーライトなどの照明技術や、走行状況に応じて照射の方向や強さを調整するアダプティブヘッドライト、カメラを使用した照明の運転支援システムなどの開発を進める。
また、新しいアイデアをより迅速に実用化するため、同施設のエンジニアとデザイナーは密接に協力していく方針という。モータースポーツ分野の経験も開発に活かしていく。