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2015/2/20

企業情報 - 部品メーカー

ピレリ、14年は減収も営業増益

この記事の要約

伊タイヤ大手ピレリが12日発表した2014年12月期(通期)連結決算(速報値)は、営業利益(EBIT)が前年比6.8%増の8億3,800万ユーロとなった。価格ミックスの改善や原材料費の下落、生産効率の向上などが寄与した。 […]

伊タイヤ大手ピレリが12日発表した2014年12月期(通期)連結決算(速報値)は、営業利益(EBIT)が前年比6.8%増の8億3,800万ユーロとなった。価格ミックスの改善や原材料費の下落、生産効率の向上などが寄与した。売上高は為替変動の影響が響き、0.7%減の60億1,800ユーロだった。

中核のタイヤ事業は、売上高が前年比0.4%減の60億800万ユーロ、営業利益が4.5%増の8億5,300万ユーロだった。売上高を製品別で見ると、一般車両用タイヤが前年比2.9%増の46億1,100万ユーロに拡大した一方、産業車両用タイヤ部門は10%減の13億9,700万ユーロに落ち込んだ。

ピレリは2015年の業績について、世界的にプレミアムタイヤの需要の伸びが見込めるとして、売上高で64億ユーロ、営業利益で9億3,000万ユーロとの見通しを発表した。

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