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2015/2/27

総合 – 自動車産業ニュース

EUの13年EU再可エネ利用率は15%、目標達成が軌道に

この記事の要約

欧州環境庁(EEA)が2月17日発表した再生可能エネルギー利用状況に関する最新のレポートによると、欧州連合(EU)の2013年のエネルギー消費に占める再可エネの割合は約15%となり、同年の目標である12%を上回った。この […]

欧州環境庁(EEA)が2月17日発表した再生可能エネルギー利用状況に関する最新のレポートによると、欧州連合(EU)の2013年のエネルギー消費に占める再可エネの割合は約15%となり、同年の目標である12%を上回った。このまま順調に行けば、2020年までに同比率を20%以上に引き上げるという目標を達成できる見通しだ。

EUは地球温暖化対策として施行した再生可能エネルギー指令に基づき、再可エネの利用率を20年までに20%、30年までに27%に拡大することを目指しており、各国に対応を促している。

同リポートによると、域内ではバイオマス発電を中心に再可エネ利用が進んでおり、13年は全加盟国で利用が増えた。とくにスウェーデン、フィンランド、オーストリア、ラトビアでは3分の1以上を同エネルギーで賄った。英国、オランダ、ルクセンブルク、マルタでは5%以下と低調だが、英国が洋上風力発電を積極的に推進するなど、これらの国々でも利用が加速するとの見通しを示している。

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