PSAプジョーシトロエンは23日、フランスのポワシー工場で新型プレミアムコンパクトカーを生産する計画を発表した。
この新型車は、同社の中期経営再生計画「バック・イン・ザ・レース」の一環として「DS」ブランドで開発され、「DS3」に続く同ブランドのBセグメントモデルとなる。
この新型車は、PSAの新世代モジュラープラットホーム「EMP1」を採用する。プロジェクトへの投資額は1億5,000万ユーロ以上にのぼる見通しだ。
PSAは2013年に労働組合との間で調印した社会契約で、2014~16年の3年間に、フランス国内の各工場ごとに毎年少なくとも新型1車種の生産を立ち上げることを約束している。
タバレス会長は、「今回の決定は、ポワシー工場のノウハウと、グループ3ブランドのプレミアムコンパクト車の中核拠点になる使命を再確認するものだ」と語っている。