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2015/3/20

企業情報 - 部品メーカー

日本ガイシ、ポーランドにSiC製DPFの第2工場建設

この記事の要約

日本ガイシ (愛知県名古屋市)は3 月11日、ポーランド子会社のNGKセラミックスポーランド(グリヴィツェ)が第2工場を建設すると発表した。ディーゼ車排ガス浄化用セラミックスの需要拡大に対応する。炭化ケイ素(SiC)製デ […]

日本ガイシ (愛知県名古屋市)は3 月11日、ポーランド子会社のNGKセラミックスポーランド(グリヴィツェ)が第2工場を建設すると発表した。ディーゼ車排ガス浄化用セラミックスの需要拡大に対応する。炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の生産能力を約30%増強する計画で、2017年1月に生産を開始する予定。新工場の建設投資は約170億円。今年8月に着工する予定。

第2工場は、既存工場から東へ約50キロメートルに位置するテュチナバ工業団地(ドンブロヴァ・グルニチャ)に建設する。敷地面積は約14万7,000平方メートルで、建屋面積は約3万6,000平方メートルとなる。

SiC製DPFは耐熱性に優れ、厳しい使用条件に適する特徴を持つ。同社は、欧州では景気回復に伴う乗用車販売の増加などにより、SiC製DPFの需要が今後高まると判断した。

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