ロシア商用車大手のGAZは、ベオグラード国際自動車見本市(プレスデー:3月19日、一般公開:3月20~29日)に小型商用車の新モデル「GAZelle NEXT」シリーズを出展した。セルビアやバルカン諸国では初披露となる。
当初は、セルビアの首都ベオグラードと同国南部の産業・貿易都市であるニシュで販売を開始し、今年末までに、ボスニア・ヘルツェゴビナやモンテネグロ、マケドニアにも販路を広げる。4カ国の計9店舗で販売する計画。
見本市では、「GAZelle NEXT」シリーズから、シートが1列のシングルキャブやシートが2列以上のクルーキャブ、消防車や救急車などの特殊車両、四輪駆動モデルなど、幅広い車種を出展した。
GAZは独立国家共同体(CIS)諸国以外にも輸出先を広げる戦略を進めており、昨年9月には「GAZelle NEXT」をトルコで生産・販売すると発表した。