独電線大手のレオニは3 月23日、独中南部ニュルンベルク近郊のロート郡にあるケーブル工場を移転する計画を発表した。生産能力を拡大するとともに、生産工程や物流の流れを効率化した近代的な新工場を建設する。
現在、ロートの中心部にある拠点は拡張が困難な環境であるため、ロート郡の郊外にある産業地域に13万4,000平方メートルの用地を購入した。建屋面積は4万8,000平方メートルで、生産棟に加え、実験室や開発センター、訓練センターも建設する予定。
新工場は2016年半ばに着工し、2018年初めから段階的に生産を現工場から移管する予定。最終的な移管完了は2019年初めを見込んでいる。