ルノーは4月28日、フランス北部クレオン工場で新たに100人を雇用すると発表した。フランスでの成長に向けて人材を積極雇用する計画の一環。
クレオン工場は1958年に設立された。年間100万基のエンジン・ギヤボックスのほか、アルミ製パーツを生産している。主な製品にはEV「ゾエ」に搭載されるモーター「R240」や「トラフィック」向けエンジンとギヤボックス、「エスパス」と「カジャール」向けパワートレイン部品、オペルのバン向けエンジンなどがある。同工場で生産される製品の63%はルノーに、残り37%は日産などのアライアンス・パートナーや他社に出荷されている。
ルノーは2月、2015年にフランス国内で1,000人を新規に雇用すると発表した。1,000人のうち半数は国内の製造部門に、残る半数はその他の部門、特にエンジニアリング部門に投入する。