2015/5/22

企業情報 - 自動車メーカー

フォード・オトサン、賃上げストの影響で生産停止

この記事の要約

米自動車大手フォードとトルコの持株会社コチ・ホールディングの合弁会社フォード・オトサンが20日、トルコ北西部コジャエリ県にある2工場の生産を停止した。トルコの自動車業界で広がっている労働者による賃上げストの影響で部品供給 […]

米自動車大手フォードとトルコの持株会社コチ・ホールディングの合弁会社フォード・オトサンが20日、トルコ北西部コジャエリ県にある2工場の生産を停止した。トルコの自動車業界で広がっている労働者による賃上げストの影響で部品供給に支障が出ているため。自動車産業の停滞がトルコ経済に与える影響は大きく、政府は6月7日に行われる総選挙を控え、同国の経済成長をけん引してきた自動車産業の動向を注視している。

賃上げストは5月14日に仏ルノーとオヤック財閥(退役軍人支援・年金運用組織)の合弁会社であるオヤック・ルノーのブルサ工場で始まり、伊フィアットとコチ・ホールディングの合弁会社トファシュや現地の自動車部品メーカーに広がっている。ブルサにある他の産業分野の企業で大幅な賃上げが実施されたことが今回のストライキの背景にある。オヤック・ルノーとトファシュの2社でトルコの年間自動車生産の4割以上を占めている。

フォード・オトサンの従業員がオヤック・ルノーやトファシュの労働者に同調したとのメディア報道もあるが、フォード・オトサンは報道を否定、今回の生産停止は部品供給に滞りが出ているため、と説明している。