独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5月26日、ポーランドのポズナニ工場で商用小型バン「キャディ」の第3世代モデルの生産を終了し、第4世代モデルの生産を開始したと発表した。
最初にラインオフした第4世代モデルは、2.0リットルのディーゼルエンジン(TDIエンジン、出力75kW/102PS)を搭載したハイライングレードのモデルで、環境技術「ブルーモーション」を装備する。
第3世代は2003~2015年の12年間で157万8,000台を生産した。ポズナニ工場では2014年に約17万5,000台を生産、このうちキャディが約80%を占めた。キャディは商用バンまたはファミリーバンとしても需要があるという。