独高級車大手のBMWは同社初の燃料電池車を2020年に市場投入するもようだ。英自動車専門誌『オートエクスプレス』が同社の内部筋から得た情報として報じた。
内部筋によると、現時点でも燃料電池車の市場投入は可能だが、初代の開発車両の量産化は意図的に見送り、さらに改良を進めた2世代目の開発車両を量産車とする方針という。このため、発売時期は2020年になる見通しとしている。
内部筋は『オートエクスプレス』誌に対し、どのモデルから燃料電池車を出すかは明らかにしていないが、業界ではBMW iブランド(エレクトロモビリティーの新ブランド)から既存の「i3」と「i8」に加え、燃料電池車を発売するとの憶測があるほか、第2世代の「i3」から発売する可能性も予想されている。