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2015/7/17

一般・技術・その他 (旧)

三菱自、日仏共同で蓄電システムを実証試験

この記事の要約

三菱自動車は10日、日仏共同で電動車両や使用済みリチウムイオン電池を使用した蓄電システムの実証試験を実施する計画を発表した。三菱自、三菱商事、仏電力公社(EDF)、PSAプジョー・シトロエン、EDFが出資する蓄電システム […]

三菱自動車は10日、日仏共同で電動車両や使用済みリチウムイオン電池を使用した蓄電システムの実証試験を実施する計画を発表した。三菱自、三菱商事、仏電力公社(EDF)、PSAプジョー・シトロエン、EDFが出資する蓄電システムメーカーのForsee Powerの5社が協力する。9月をめどにパリ郊外にあるForseeの新社屋に実証プラントを設置する。

今回のプロジェクトでは、電動車両および使用済みリチウムイオン電池を使用した高圧蓄電システム、新品のリチウムイオン電池を使用した低圧蓄電システムの3種類の蓄電システムを系統電力や太陽光発電システムと連携させ、電力需要に応じてエネルギーを効率的・経済的に利用できるシステムを実証試験する。

実証試験などを通して事業モデルを確立し、フランスを中心とする欧州で、使用済みリチウムイオン電池を再利用する蓄電システムの事業化を検討していく方針を示している。

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