仏タイヤ大手ミシュランは7月30日、ドイツのタイヤ卸売販売業者マイヤー・リッセンドルフの資本の100%を取得し完全子会社にすると発表した。ドイツとオーストリアの競争当局の認可を得て取引は成立する。
マイヤー・リッセンドルフは1974年の設立。ディーラーや独立系修理サービスショップ、交換部品を専門とする卸業者などにタイヤを供給している。2014年の売上高は5,700万ユーロ。ドイツ西部のゲンナースドルフとリッセンドルフの主要2拠点に従業員約90人が勤務している。
ミシュランは同社の買収により、ドイツにおける販売網を強化する。ミシュランは2014年にもドイツのタイヤ卸業者Ihleを買収している。