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2015/8/28

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自の世界出荷台数、7月は前年並み

この記事の要約

チェコのシュコダ自動車は8月24日、2015年7月の出荷台数が8万2,800台となり、好調だった前年同月(2014年7月:8万2,800台)と同水準であったと発表した。ロシアと中国の出荷台数が大きく落ち込んだものの、西欧 […]

チェコのシュコダ自動車は8月24日、2015年7月の出荷台数が8万2,800台となり、好調だった前年同月(2014年7月:8万2,800台)と同水準であったと発表した。ロシアと中国の出荷台数が大きく落ち込んだものの、西欧と中欧の好調で相殺することができた。

西欧市場の7月の出荷台数は前年同月比7.3%増の3万5,800台。「ファビア」と「スペルブ・セダン」の販売好調がけん引役となっている。西欧で最大市場のドイツでは8.8%増の1万3,000台を出荷した。

中欧も好調で、前年同月比22.2%増の1万4,500台を出荷した。母国チェコは38.8%増の7,700台。スロバキア(1,600台、13.6%増)とハンガリー(800台、22.0%増)でも2ケタ増となった。

東欧は前年同月比32.7%減の7,000台と大きく落ち込んでいる。うち、ロシアは40.8%減の4,200台だった。ただ、ルーマニア(900台、19.9%増)、ブルガリア(200台、44.1%増)では2ケタ増と好調だった。

シュコダにとって最大市場の中国は前年同月比12.7%減の1万8,400台と低迷している。

その他の市場では、インドが7.4%増の1,200台に伸びたほか、トルコ(1,800台、71.4%増)、イスラエル(1,800台、29.3%増)、エジプト(500台、72.4%増)で2ケタの増加となった。

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