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2015/9/25

企業情報 - 部品メーカー

独エルリングクリンガー、通期利益予想を下方修正

この記事の要約

独自動車部品大手のエルリングクリンガーは18日、2015年通期の利益予想を下方修正した。2015年上半期(1~6月)決算では通期の営業利益(EBIT)で約1億6,500万ユーロを見込んでいたが、これを1億3,500万~1 […]

独自動車部品大手のエルリングクリンガーは18日、2015年通期の利益予想を下方修正した。2015年上半期(1~6月)決算では通期の営業利益(EBIT)で約1億6,500万ユーロを見込んでいたが、これを1億3,500万~1億4,500万ユーロに引き下げた。好調な受注に生産体制の調整が追い付いておらず、特別シフトや物流コストの増加が利益を押し下げている。2015年の売上高については前年比5~7%増の予想を据え置いた。

受注増加による追加費用は2015年上半期が900万ユーロだったが、7~8月の2カ月で約600万ユーロを計上しており、下半期(7~12月)全体では2,000万~3,000万ユーロに達すると見込んでいる。また、生産体制の改善に向けた措置は年末から効果が現れるとの見通しを示している。

同社はすでに4月末、EBITベースの通期利益予想を当初の1億7,000万~Ⅰ億8,000万ユーロから約1億6,500万ユーロに下方修正している。

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