スペインの自動車部品メーカー、ゲスタンプは10月28日、スペイン北東部のバスク州アラバ県リバベリョサにレーザー加工工場を建設する計画を発表した。投資は1,430万ユーロ。11月から機械の搬入を開始し、2017年に操業を開始する予定。
工業団地に産業施設をリースし、レーザー切断セルシステム14台と溶接機ロボットブースを導入する。従業員は2016年末までに約100人を採用する予定。同工場では、フォルクスワーゲン(VW)、セアト、オペル向けの部品を加工する。
新工場の建設は、ゲスタンプが3月に発表した投資プロジェクトの一環で、バスク政府が支援している。同社はバスク州に新技術の訓練などを行うゲスタンプ技術センター(GTI)を開設する計画について州政府と合意している。
ゲスタンプはバスク州に5工場を持ち、1,600人を超える従業員を抱える。また、同州のアモレビエタには研究開発センターもある。