ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ (KA)は10日、同社のドライブライン事業部門が日本の自動車メーカーから、シフトバイワイヤ(SBW)式シフトレバーを受注したと発表した。このSBW式シフトレバーはアジア市場で販売されるBセグメントの乗用車に搭載されることになっている。
取引期間は6年間で受注規模は1,200万ユーロとなる見通し。2017年末にインドのグルガオン工場で生産を開始する。
SBW式シフトレバーは、シフト操作を機械ではなく電子信号で行う技術。KAドライブライン事業部門のヨアヒム・マグヌソン上級副社長は今回の受注について、「SBW技術は主要な市場で重要なトレンドとなっており、我々は当社にとって将来の重要な成長分野になるとみている」との見解を示した。