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2015/11/20

企業情報 - 自動車メーカー

BMW、「i3」発売から2年

この記事の要約

独高級車大手のBMWは12日、同社初の電気自動車「i3」を2013年11月に発売してから2年が経ったことを受け、i3や電気駆動車(エレクトロモビリティー)の新ブランドとして立ち上げた「iブランド」に関する中間報告をまとめ […]

独高級車大手のBMWは12日、同社初の電気自動車「i3」を2013年11月に発売してから2年が経ったことを受け、i3や電気駆動車(エレクトロモビリティー)の新ブランドとして立ち上げた「iブランド」に関する中間報告をまとめた。

BMWによると、「iブランド」モデルは現在、世界49カ国で販売されている。主要市場ではすでに通常販売しており、今後は小規模な市場への進出を継続していく。「i3」の購入者のうち80%以上はBMWグループにとって新規顧客であったという。

ドイツのライプチヒ工場では1日あたり「i3」を100台以上生産しており、プラグインハイブリッドのスポーツカー「i8」は1日あたり20台以上を生産している。

BMWは「i3」を同社のカーシェアリングサービス「ドライブナウ」にも投入している。ドイツでは現在、「i3」100台を配置しており、年内に300台を追加投入する予定。デンマークの首都コペンハーゲンでは2015年9月に「i3」400台を投入してサービスを開始した。

BMWが「iブランド」向けに開発した電気駆動システム「eドライブ」は、BMWブランドのハイブリッドモデルにも採用している。今年発売した、「X5」のプラグインハイブリッドモデル「X5 xDrive40e」に続き、2016年は「3シリーズ」、「2シリーズ・アクティブツアラー」、「7シリーズ」からも「eドライブ」を採用したハイブリッドモデルを発売する予定。

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