特殊化学品の専門商社であるドイツのボド・メラー・ケミー・グループは16日、ハンガリーのブダペストに支店を開設したと発表した。2014年末に開設したチェコとロシアの支店に続くもので、新支店の開設により中東欧市場における販売網をさらに強化する。ブダペスト支店では主に、包装材や段ボール、エチケットなどの接着に使う熱溶融性接着剤の営業や技術サポートを行う。
ボド・メラー・ケミーは9月初めには、米特殊化学品メーカーのハンツマン・アドバンスト・マテリアルズの中東欧諸国における正規販売代理店となったと発表した。接着剤や複合材料、エレクトロニクス業界向けなどの化学製品を、ポーランド、チェコ、スロバキア、ルーマニア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、マケドニア、モンテネグロ、セルビア、スロベニアで販売する。
ボド・メラー・ケミーは1974年の設立で、ダウ・オートモーティブ・システムズ、HBフーラー、BASF、ハンツマン・アドバンスト・マテリアルズなどの製品を取り扱っている。