ドイツのニュルンベルクで11月24~26日、エレクトリック・オートメーション見本市「SPS IPC Drives 2015」が開催された。今回は12万2,800平方メートルのスペースに世界45カ国から1,668社・機関が出展した。
見本市では、生産のデジタル化を進める取り組み「インダストリー4.0」をテーマにしたスペースが設けられたほか、「インダストリー4.0」に重点を置いたフォーラム「Automation meets IT」が開催され、パネルディスカッションや講演が行われた。
また、共同出展スタンド「MES goes Automation」では、生産現場を連携し作業を監視・管理するシステムである「製造実行システム(MES)」の導入による生産工程の改善をテーマにした出展がみられた。また、メーカーの枠を超えた高度な生産システムをテーマにした共同出展スペース「スマートファクトリー」も設けられた。
国外からの出展参加は全体の32.0%で、ドイツ以外ではイタリア、中国、スイス、オーストリア、米国からの出展が多かった。