米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペル は10日、リュッセルスハイムにある国際技術開発センター(ITDC)の副社長にウィリアム・F・ベルターニ氏が4月1日付で就任する人事を発表した。ベルターニ氏はチャールス・クライン氏の後任として、欧州部門の車両エンジニアリングを統括する。幹部経験を含め30年以上商品開発畑を歩んできたベルターニ氏は技術に精通している上、韓国やブラジル駐在など海外経験も豊富だという。現在はGMの南米子会社で製品工学部門の副社長を務める。技術者7,000人が勤務するITDCは、GMグループの開発センターとしては世界で2番目の規模を誇る。