独FIT、積層造形に特化した生産棟を建設

積層造形を得意とする独FITは4月初めに開催した同社のテクノロジーデーで、積層造形に特化した生産棟を公開した。建設投資は約2,000万ユーロ。同生産棟は2階建てで、1階では金属製の積層造形部品、2階では樹脂製の積層造形部品を製造する。4月13 日付の独業界紙『オートモービルインダストリー』(オンライン版)が報じた。

この生産棟はFITのグループ会社が今後建設する積層造形工場のモデル工場に位置付けられる。1階には、SLM製の積層造形装置14台に加え、Eos製の積層造形装置を導入した。2 階では主に、自動車部品のプロトタイプを製造する。

FITは1995年の設立。子会社のFITプロトタイピングやFITプロダクションを通して、ラピッドプロトタイピングや積層造形のデザイン・製造などを得意としている。

上部へスクロール