独マーレ、ハンガリー北部に電動コンプレッサー工場を開設

独自動車部品大手のマーレは10月31日、スロバキアとの国境に近いハンガリー北部のバラシュシャジャルマトに電動コンプレッサー工場を開設したと発表した。マーレにとって初の電動コンプレッサー工場となる。すでに複数の自動車大手から受注を確保しているという。2019年から量産を開始する。マーレは今後さらに電動コンプレッサー工場を増やしていく方針を示している。

コンプレッサーは空調機器の中核部品。電動コンプレッサーはエンジンと連動しない構造のため、電気自動車にも使用することができる。

マーレは、従来の内燃エンジン関連の部品の開発・生産と並行し、電動車(エレクトロモビリティ)向けの部品やソフトウエアの開発を強化している。

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