独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が計画する新工場の建設候補地が絞られてきた模様だ。複数のメディア報道によると、トルコとブルガリアが最終候補に残っており、まだ最終決定はしていないものの、トルコが有力視されているという。
独経済紙『ハンデルスブラット』によると、トルコ政府は、新工場の建設に数億ユーロの支援を申し出たとされる。また、7月半ばに始まる独ボルフスブルクの本社工場の夏季休暇前にも候補地が決まる可能性がある。
独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、VWのヘルベルト・ディース社長は19日にトルコを訪れ、詳細計画について協議したとされる。新工場では、VWグループ傘下のセアトとシュコダのモデルを生産するもよう。