オーストリア、新車登録台数:乗用車 2019年1~6月 1/4

オーストリア統計局によると、同国の2019年上半期(1~6月)の乗用車新車登録台数は17万5,909台となり、前年同期に比べ8.8%減少した。

各月の前年同月比の伸び率を見ると、4月(0.4%増)が唯一、前年同月を上回ったが、1月(11.6%減)、2月(10.8%減)、3月(9.7%減)、5月(6.1%減)、6月(14.4%減)は前年同月に比べ減少した。

上半期の燃料別の登録台数は、ガソリン車(7.9%減)とディーゼル車(15.3%減)が大幅に減少した一方、代替燃料車(電気自動車、天然ガス車、バイフューエル車、ハイブリッド車、燃料電池車)は41.6%増加した。ただ、乗用車新車登録全体に占める割合は6.9%(1万2,053台)(2018年:8,510台、市場シェア:4.4%)にとどまるため、ガソリン車、ディーゼル車の落ち込みを相殺しきれなかった。

ブランド別では、フォルクスワーゲン(VW)が前年同期比16.6%減と大幅に落ち込んだものの、市場シェアは16.6%で最も多い。販売が伸びたブランドは、シュコダ(7.2%増)、セアト(2.9%増)、BMW(2.3%増)など。ルノー(14.0%減)、現代(12.2%減)、メルセデス(11.8%減)、フィアット(11.1%減)、オペル(9.2%減)、フォード(5.5%減)は大きく販売を落とした。

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