Hella:独ヘラー、商用車見本市「NUFAM」で安全性を高める照明技術を公開

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは9日、カールスルーエで9月26日から29日まで開催される商用車・特殊車両見本市「NUFAM」で展示予定の照明ソリューションについて発表した。トレーラー用照明の性能要件が厳しくなったことを踏まえ、新開発のモジュール式照明システムを中心に出展する。

欧州で2017年11月から施行された自動車照明規制ECE-R48では、トレーラーの車線変更や旋回動作などを側面や後方から確実に視認できるサイドインジケーターの装着が義務付けられた。ヘラーは今回、同規制に準拠したLEDインジケーター「フラッシュSMLR」と制御用電子モジュール、モジュラー式テールライトなどを新たに開発し、見本市で公開する。

このほか、回転と点滅を切り替えられる警告灯「K-LEDリベルーション」、予備のバッテリー電源で点灯する自給自足型の駐車灯「パーク・セーフティー・フィックス」や、プロジェクション・モジュール技術の「ヘラー・ビジオテック」を使った縞状の警告線を路面に投影し、荷下ろしの作業領域を表示する警告灯「SL60LED」なども展示する。

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