蘭ヒアのグローバル地図情報、中国・高徳地図のアプリに採用

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズ(オランダ)は8日、同社の地図情報サービスが中国同業・高徳地図のアプリ「Amap(旧AutoNavi)」に採用されたと発表した。中国国外の国・地域の地図および交通データを提供する。今年4月からAmapに組み込まれる予定。

Amapは地図アプリのほか、配車サービス、シェア自転車、観光コンテンツの提供など総合的なモビリティ・プラットフォームとして利用されている。ヒアと連携することで、中国国外でも同様のサービスの提供が可能になる。

ヒアでアジア・太平洋地域事業を統括するスタニミラ・コレバ氏は、「(高徳地図との提携は)当社の地図・交通・位置情報サービスへの信頼の表れだ。将来的にAmapとの協業が拡大することを期待している」と述べた。

高徳地図は2014年から中国の電子商取引(EC)大手アリババの傘下にある。

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