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独エネルギー水道事業連合会(BDEW)によると、2019年12月時点でドイツに整備されている公共の充電スポットは約2万4,000カ所となり、前年の同時期に比べ約8,000カ所(約50%)増えた。急速充ポイントの割合は全体の約15%となっている。

都市別では、ミュンヘンが1,103カ所で最も多く、1年前に首位だったハンブルクを抜いた。ハンブルクは2番目に多い1,070カ所。3位は首都ベルリンの974カ所だった。4位以下は、上位3都市と比べ大幅に少なく、シュツットガルト(405カ所)、デュセルドルフ(225カ所)、ライプチヒ(215カ所)が続いている。

州別では、首位のバイエルン州が前年(3,618カ所)から56%増えて5,656カ所となった。2位のバーデン・ビュルテンベルク州も前年(2,525カ所)から60%以上増やし、4,094カ所とした。

BDEWによると、ドイツの公共充電スポットの75%以上はエネルギー会社が設置・運営している。今後に向けては、BDEWの加盟企業だけでも2020年末までに急速充電スポットを新たに4,000カ所整備する計画がある。

BDEWによると、充電の80%以上は自宅または職場で行われている。このため、BDEWでは、ドイツ政府に対し、政策面で私有地における充電インフラ整備のハードルを下げる必要があるとの見解を示している。

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