独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は10日、ステーションワゴンタイプの新型「オクタビア・スカウト」を発表した。同モデルは主力モデルの「オクタビア」をベースに開発したオフロード仕様車で、4世代目となる。現行モデルから若干サイズアップされており、車内空間やトランクルームが広くなっている。パワートレインには、2リットルのTDIディーゼルエンジン(最大出力110kW/150PS ~147kW/200PS)、および1.5リットルと2リットルのTSIガソリンエンジン(最大出力110kW/150PS~140kW/190PS)を用意し、前輪駆動モデルも初めて設定した。さらに、マイルドハイブリッド仕様の1.5リットルTSI e-TECエンジン(最大出力110kW/150PS)を搭載するモデルも投入する。燃費や走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量については、型式認証手続きが完了していないとして発表しなかった。また、発売時期や販売価格も明らかにしていない。