独自動車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリアはこのほど、新型電気モーター(パフォーマンス・シリーズ)の量産を開始した。当該電気モーターは、アウディの電気自動車「eトロン」および「eトロン・スポーツバック」の「Sモデル」に搭載される。
Sモデルは、電気モーターを3基搭載しており、3基ともアウディ・フンガリアがジュール工場で生産している。3基のうち2基は、後部車軸に配置されており、合計の出力は370kW、トルクは973Nm。Sモデルの時速0~100kmの加速性能は、「eトロン」、「eトロン・スポーツバック」のいずれも4.5秒となっている。
アウディ・フンガリアは、2018年から「eトロン」向けの電気モーターを生産しており、これまでに累計で10万基以上を生産してきた。